とある会社員の夢追うコンティ・ニュー日記

そこそこのサラリーウーマン(27)が"何かを成し遂げたい"と思いながら書くブログ

「神・時間術」著者:樺沢紫苑

こんばんは!コンティです。

 

案外読みやすくて、面白い本だったので、レビューをアウトプット

脳のパフォーマンスを最大まで引き出す「神・時間術」

 

著者:樺沢紫苑さんは、精神科医・作家として、本・講演会・SNS等を通じて、精神医学や心理学、脳科学の知識を発信しているそう

 

正直言って、時間術に関して言えば、目から鱗が落ちるような情報が得られる訳ではない。集中力を高めるために、『朝時間の活用』『運動』『日光浴』『適度な休憩』『睡眠』等々...をどう構成すれば良いか?が主題だ。それらが、科学的根拠を元に説明されており、読みやすく、腑に落ちるという点で面白かった。何か1つでも多く、自分の習慣に取り入れてみようという気になる。

 

ただ、最も心を打たれたのは、”おわりに”。ネタバレになるけれど、「精神科医の私が時間術について書いた本当の理由」と題して書かれていた後書きは、考えさせられる。

 

彼は、「日本人の自殺・うつ病を減らす」というミッションのもと、この本を長年かけて出版したという。タイトルや表紙からは、全く想像出来ない著者の想いだった。彼云く、神・時間術を駆使して捻出した時間を、仕事に当てるのはやめてほしい、とのこと。病院には、働きすぎた日本人が次からやってきて、精神病を抱えていると。効率よく仕事をする理由は、もっと『幸せに生きる』ことが目的であって欲しい、と言う。

 

「効率よく仕事をこなせるようになりたい」と思ってこの本を手に取ったが、まんまと人生について考えた。今は特に、働きざかりで、会社でも同期と比べられ、無意識のうちに「評価されたい」と思いながら、残業している日も多い。どんな人生を送りたくて、働いているか?生きているか?、しっかり考えなくては、と思った。

 

 

ただ1つだけ許せなかったのは、時間の無駄の代表例として、ゲームをあげていて、それだけはどうしても。笑 

人の趣味をそんな風に言うのはよくない。。

 

そしてゲームは人生で一番最初に夢中になる”数学”だと思う。

これについては、また今度。

 

 

Byコンティ